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「ちょっと、準備があるから…💓」と居間を出て行った茜が、
「マー君お待たせ~😍💓」と戻って来ると、
「キャ~💓茜さん可愛いです~😍」
「茜ならする👍と思っていたが…😓本当にするとは…😱」
「・・・😍」驚きのあまり、声にならない物もいる、
「流石に茜だ…😱私に彼氏が出来たら、真似をしよう…😍」
「あら、貴女はまだ早いわ😌」と、
居間に居た全員が、驚きの声をあげた。
肝心の正樹は、驚きのあまり声にならず、腰を浮かせて、居間から逃げ出す準備をしていた。
全員が驚いた理由は…、
普段はポニーテールにしている茜が、その長いポニーテールをほどき、
ピンクの大きなリボンを頭に結び、ピンクの小さいリボンを首筋に巻いて、
胸の大きく開いた、純白のエプロンを身に着けて、全員の前に出て来たからだ。
「この格好は、マー君へのサービス😍💓本当の誕生日プレゼントは、これ…😌」と、厚いGパン生地で作られた、竹刀袋を正樹に差し出した。
その竹刀袋は、ズッシリと重く、中身は日本刀だと思われた。
正樹が、竹刀袋から一本の刀を取り出すと、黒塗り黒柄巻き造りの日本刀が出て来た。
「居合抜きの練習に使ってね💓😌」と茜が微笑んだ。
「高かったんじゃあないの[?]😓」と正樹が心配すると、
「本当は、家の蔵に沢山ある刀から、『正樹の練習用』にって、おじいちゃんに頼んで、一本出して貰ったの💓」
「選んだのはおじいちゃんよ😉、私は古い造りを新しい造りに換えて、竹刀袋を縫っただけ😌」
「でも嬉しいよ❗😌おじいちゃんにも、お礼をいわないとね😌」
「そうそう、おじいちゃんがね😉、『夢で、正樹がこの刀を振ってた❗😌』と言って、刀箪笥から出して来たの❗😉」
「そうなんだ~😌」といいながら、正樹は刀を抜いた。
刃は二尺八寸(約85㌢)で、背の低い正樹には少し長めだが、
刀の反り加減もちょうど良い、
しかし刀身は黒く、刃の厚みも、他の日本刀と比べると厚い、
刀の刃は、居合抜きの練習用なのか?少し丸くなり、
せいぜい切れても、大根ぐらいだと思われた。
せめて、刀の銘でもないかと柄を外して見たが、
無銘だった…。
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