プロローグ

2/2
前へ
/14ページ
次へ
ある日の朝 この日遠野志貴は遠野の屋敷に帰る事となっていた 「また…帰って…来るよね」 都古は泣き顔で言った 「大丈夫だよ都古ちゃん!たまに会いに来るから」 「約束だよ」 「うん、約束するよ!」 そして志貴は都古の頭を撫でた 「じゃあお世話になりました!」 「志貴も気をつけてね」 志貴は都古の母親に挨拶をすますと学校へ向かった 「ねえお母…さん、お兄…ちゃん…絶対帰って来る…よね」 「ええ、きっと大丈夫よ」 「絶対…大丈夫!」 「ええ、そうね」 二人は学校へ向かう志貴の背中をしっかり見ていた
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加