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ある日の朝
この日遠野志貴は遠野の屋敷に帰る事となっていた
「また…帰って…来るよね」
都古は泣き顔で言った
「大丈夫だよ都古ちゃん!たまに会いに来るから」
「約束だよ」
「うん、約束するよ!」
そして志貴は都古の頭を撫でた
「じゃあお世話になりました!」
「志貴も気をつけてね」
志貴は都古の母親に挨拶をすますと学校へ向かった
「ねえお母…さん、お兄…ちゃん…絶対帰って来る…よね」
「ええ、きっと大丈夫よ」
「絶対…大丈夫!」
「ええ、そうね」
二人は学校へ向かう志貴の背中をしっかり見ていた
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