cross road

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次の日...目が覚めると、 僕はソファーで寝てた。   『いつの間にか寝てたのか。』 なんて独り言... 『言ってる暇ねぇー!!!』   『遅刻だぁー―‐』・・・   っで、まず一息。 まぁいつもの事だしな。   ゆっくり着替えて・・・ そろそろ行くかな。   いつも通りゆっくり歩いてると… 前に陸が歩いてた。   僕は、とっさに駆け寄って言った。   『陸が遅刻なんて珍しいな!!』   『なんだその頭。鶏冠やん!!!』   なんて、ちょっと小馬鹿に しながら一緒に歩いてた。   この時僕は、遅くまで 勉強してたのかなとか思ってた。   (実際は、 陸もめぐみちゃんの事考えてて、 いつの間にか寝ていて 起きれなかった。)   学校に着くと、 ちょうど休み時間だった。   僕は、自分の教室にも 行かずに陸の教室に居た。   めぐみちゃん目当てだった。 すると、めぐみちゃんが こっちに向かって歩いて来た。     僕達が来る前の時間に 全員で自己紹介したらしい...   『めぐみです。よろしくね。』 すごく可愛くて 透き通った声だった。   めぐみちゃんが 話し掛けてくれた事に 内心驚いて嬉しくて 二人はぼぉーっとしてた。
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