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??「おじさ~ん女の子のスカート勝手に手ぇ入れたらあかんやろ~」
彼わ電車内に響き渡る
くらいの大きな声で言った。
周りがざわつき出す。
男「俺わ何もしてないっ💦!」
??「ほんまかぁ?ぢゃあなんでこんな所に手があるんかなぁ??」
彼の手はそのおやじの
腕をしっかり握っていた。
男「くそっ!」
そのおやじわ彼の手を
振り払い慌てた様子で
電車を降りていった。
亜希子「あやっ!!大丈夫??」
綾菜『あきっ…あきこ…』
亜希子「泣くなぁ…」
駆け寄ってきたあきこに綾菜わしっかりとしがみついた。
??「大丈夫か?」
横から背丈を綾菜に
合わせ顔をのぞき込む
ようにして彼は聞いた。
亜希子「イケメン…」
彼の顔を見た瞬間
亜紀子は呟き…
綾菜『ぁっ..大丈夫ですっ..ぁっぁの..っ』
綾菜わ混乱し
少し涙目になっていた。
??「怖かったんょな!もー大丈夫や」
大きな手で綾菜の頭を
なで満面の笑みにぺロッと
舌を出し彼わピースを
向けてきた。
綾菜わ飴をもらった
子供みたいに涙混じりの
目でかわいく笑って見せた。
彼わ一瞬時が止まって
いるように
綾菜を見つめている。
そして
しばらく綾菜を見つめて言った。
??「あれっその制服...俺と同じ学校やんっ」
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