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「チェリー❗リューククンが来てるわよ❗」
「はぁいっ」
階段をバタバタとかけ降りて玄関のドアを開けた。
「ご、ごめーん❗」
「別に、謝らなくてイイよ。行こ?」
「う、うん」
やっぱ、リュークは優しいな♪
手を前に出し「箒よ❗出ろ‼」と言った。
リュークは出たがチェリは出てこない……。
「あれ?もう1回❗箒よ❗出ろ‼」
出てこない。
「出ろ❗出ろ❗出ろぉ‼」
やっぱり出てこない。
チェリは涙目になってしまった。
「なんで出てこないのよぉ⁉」
「落ち着いて箒を呼んでみろよ」
チェリを宥めながら言った。
「うん。箒よ。出ろ。」
ポン❗という音とともに箒が出た。
パァァと明るく嬉しそうな顔になった。
「出たぁ♪」
「あぁ、良かったな」
リュークも嬉しそうな顔をした。
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