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「なぁ、チェリ」
チェリは着替えて雑誌を読んでいる。
「オレ…さ…。好きな奴……できたかも……」
「え?」
チェリは雑誌を横に置いてリュークの方を見る。
「今……何て言ったの?」
リュークは顔を真っ赤にしてもう1回言った。
「オレ、好きな奴できたかも……って言ったんだよ」
チェリはドキドキしながら言った。
「その……好きな人って誰?」
リュークは耳まで真っ赤になった。
「んなコト……。……ずっと一緒にいる奴だよ……」
チェリは考えた。
「それって…もしかして……セイア?」
ガクッと肩を落とす。
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