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その日の夕暮れ。
仕事を終えた村人は、神社の近くで10歳前後の少年を見掛けた。
この村では見たことのない子どもだったため、村人は少年に「家は何処か?親はいるのか?」と尋ねた。
すると、少年は無言で首を横に振ると、霧のように消えてしまった。
村人は驚き、急いで村長の家に駆け込むと、少年の事を話した。
村長は村人の話を聞いた後、目尻にシワを寄せてこう言った。
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