~碧い空~

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寒さ染み入る真冬 誰もが前や下を見て歩いている ふと 私は空を見た 碧い空はどこまでも澄んでいて、見ていると引き込まれそうな程綺麗で 思わず手を伸ばす 触れられそうに思える碧い空は、やっぱり触れる事は出来なくて 私はふっと薄ら笑いを零してマフラーを深く被りながら歩いた。 春はまだ遠い。
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