窮屈

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              体中を虫が這う感覚に 夜中苛まれて 痛いと理解っていて けど引っ掻き回し 痛みも感じないで ただ風に吹かれてた               "行かないで"の一言は 喉元でつっかえて 嗚咽と共にコンクリートに呑まれた               小さい音を いつまでも耳に残して 必要なら巻き戻し又消去して                             ,,,,,広すぎる部屋は 狭すぎて机ひとつ置けない
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