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「………………えっ……と、ミキア、です」
ミキアはとある学校の教室の中にいた
少し緊張気味に自己紹介をしている
内心、なんでこんな事しなくちゃいけないのかと悪態をつきながらも、ミキアはちゃんと自己紹介をした
「それじゃあ、あっちの席に座ってもらおうかな?」
教師の男に言われて、ミキアは席についた
席について、ミキアは軽く息を吐くと、隣の席の女子が話し掛けて来た
「どこから来たの?」
どこから、と言われても正直困る
仕方ないから、わずかに考えてからミキアは言った
「あっちから」
ミキアは今泊まっているホテルがある所を指差した
「あはは、ミキアさんって面白いですねぇ~」
ミキアは少しムッ、とした
悪い目付きが、少し悪くなった。
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