七章、とある晴天の日に

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「………うわ……」     ミキアはとあるデパートにいた     そこの、ぬいぐるみがたくさん置いてある所を発見して、それを眺めているのである     ちなみに、当初は魔女はどういう扱いを受けるのか確かめたかったのだが、結局他人に自分は魔女だと言って、魔法を見せるわけにもいかない     他人に魔女の存在を聞いてみると、なにそれ?魔導師の一種?的な事を言われたので、やはり長凰達の言っていた事は正しかったらしい     そして、安心したミキアは、買い物の方を楽しむ事にしたのだ     ぬいぐるみを見渡して、財布を確認する     以前持っていた僅かな賃金は、月明にあってもなんの役にも立ちませんと言われた     すてるのもなんかもったいなくて、部屋に置いてあるが………     とりあえず、月明からもらえたお金を確認       「これなら、結構買えるわね」     しかし、あまりに買い過ぎると帰りが辛くなると判断したミキアは、クマのぬいぐるみをひとつ買って、店を後にするのだった。
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