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わたしは、青いオオカミを見つめた
身体中が鎖で巻かれていて、まるでちょっと前までの自分を見ているような、そんな気持ちになる
そのオオカミは、不思議なひとみでわたしを見つめている
「―――――――――」
気が付くと、小虎は尻餅をついていた
見上げると、知らないおじさんが大丈夫かい?と心配そうに声をかけている
多分、ぶつかったのだろう
「………へー、き」
小虎は立ち上がって、隣のペットショップを眺めて、小虎はその場を離れる
ふと、水鏡と刹那がいない事に気付いた
あたりをキョロキョロと見回して、小虎は思った
せつなもみかがみも迷子さんだ、探さなきゃ
小虎は少し早足で歩き出した。
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