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表情が顔にでないよう、笑顔で答える
「あれ~?今日部活行かないの~?」
「これからバイトだからいいのぉ。 未夢はさぼりだろっ。確か同じ方向だよな。一緒に駅まで帰ろッ」
たわいもない話をしながら歩きだす。
しかしさぐりをいれずにはいられない。
「そういえば加藤と先輩よく話してるよねっ?」
「うち男子少ないから学年関係なくみんな仲良いよッ。女子と違ってな」
冗談まじりに顔をのぞきこまれたが、わたしは突然立ち止まる…
ちょっと怖い。でもこんなチャンスもうないよね。
加藤に話そう…
心配そうな顔で加藤はまた顔をのぞきこんでくる
「何か俺悪い事いった?」
「あのさ…」
消えいりそうな声で一気に続けた
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