一目惚れ

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「わたし先輩好きなんだ」 加藤からの返事はない。何を思われたか顔を見るのが怖くてうつむいたまま話す 「入学する前に一目惚れして、だから軽音部にも入ったの。振られてもいい。だけど気持ちは伝えたい。今のままじゃ話すきっかけもないからさ、わたしの名前も知らないだろうし1度でいいから協力してほしいんだ」 加藤に嫌われたかな。 いわなきゃよかった。後悔が押し寄せる 「ごめん忘れて」といいかけて顔をあげた時、 「お前可愛いな。俺でよかったら、遊びに行くセッティングくらいしたるやん」と満面の笑み。 加藤はいい奴だな、て関心していると急に真面目顔になる 「でも女子で康ちゃん狙い多いし、変に目立ったらいじめられっぞ。 周りに知られずに話できる方法ないかなあ」 真剣に考えこみだした
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