13人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
「二度寝じゃん!!」
携帯の待受画面に写し出された時間を見て驚愕した私…、時刻はすでに昼前。
「あ…昨日は緊張して全然寝て無かったから、ただの寝坊か…。」
って、冷静にツッコミ入れてる場合じゃないと思いつつ、玄関のドアを蹴破らんと、家を飛び出す。
何とか午前の授業が終わる数分前に学校に着き、若干の息切れプラス、遠野くんも見てる中での遅刻に、恥ずかしさで顔を真っ赤にして、私は教室に入りました…。
そして、席についてすぐに午前授業の終業を知らせるチャイムがなる。
「よ…よし!!」
落ち着く間もなく、例のアイテムを引っ提げ、遠野くんの席へ向か…おうとした時、よくある学校での日常では有り得ない光景が…。
最初のコメントを投稿しよう!