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普通ではあり得ない出来事に呆然とする私の耳に入ってきた、遠野くんの呟き…、
「はぁ…明日はこんな事しないように言っとかないとな…。」
その言葉でやっと現実に戻ってきた私。
明日はこんな事がない、つまり明日は遠野くんはお昼ごはんは買わなきゃいけない。
そこで…私、参上!!
「…よし!!まだ負けてない!!」
リベンジのためのシミュレーションが瞬時に終了した私は、今日の失敗を踏まえて、買い物をして、しっかり寝て、そして朝から前日よりも手際よくお弁当を完成させたのでした。
「コンプリートぉっ!!」
そして登校、さらに午前の授業の終わりを知らせる鐘の音、運命の時がやってきました…。
気持ちを落ち着かせ、頬をはたいて、
(頑張れさつき!!)
気合いも入った所で遠野くんの方を見ると…
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