4人が本棚に入れています
本棚に追加
15歳だった私へ
あなたから手紙が届き、自分で書いたのに驚きました。
ふと思い出せば、あんなことがあった、こんなことがあった…。
次第にあなたがいた時代が懐かしく思いました。
辛い時は本当に辛く、楽しい時はいっぱい笑った。
あれから私は高校を卒業して、今は将来の夢を叶えるため、専門学校に通っています。
夢を叶えるため。
それは、奈落の底に落とされたように暗く、冷たいです。
だけど、たとえ辛くても、決して諦めず、毎日学校に通っています。
大人になっていくうちに、様々な人たちと出逢い、別れます。
しかし、『永遠の別れ』ではなく、『また何処かで巡り会える』こと。
人は、1度出逢うと必ず別れが来ると言うけど、
その別れから時間をかけて再会を果たすものです。
今の出逢いを大切にして下さい。
そして、何事にも諦めず、夢を追い続けて下さい。
たとえ暗闇の中にいても、いずれ光があなたを照らしてくれます。
私はもうすぐ学校を卒業します。
就職も決まりました。
周りの人、友達、家族の支えがあったからここまで来れた。
そのありがたみを持って、自分の家を巣立ちます。
感謝の気持ちを忘れないで下さい。
素敵な手紙を
ありがとう
20歳の私より
最初のコメントを投稿しよう!