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フリック「それってもしかして十字のマーク入った奴らか?」
フリックはいつの間にか私が見える範囲にまで移動していた
美舂嬉「ああ、そんな気がする」
フリック「なら帝国の仕業か…ここまで来てるなんてヤバイな」
フリックは少し考え事をし始めた
霧亜「で、どうして美舂嬉しか居ないの?」
美舂嬉「ああ、囲まれて絶対的に不利な状況で私達は崖まで逃げて…ゼオンが囮になって私は滝に逃れたのさ、ゼオンは恐らく捕まったかもしれないな」
美舂嬉も少し悔しそうな表情を見せた
私は二人を見て考えた
もしかしたらこれも試練?私に戦って皆を救えって事?
頭には謎ばかり残るが深く考えても答えは出なかった
とにかく私はこの世界の住人であろうフリックに疑問をぶつけた
フリック「まあなんだ…ここには一通りの戦力は備えてあるし…大丈夫だと思う」
霧亜「帝国ってなんなの?貴方達は?」
フリック「そうだな、まず説明しないといけないし…俺の事も話して無いしな」
フリックはソファーに座りゆっくりと話し始めた
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