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霧亜「矢文…って事は師匠?!」
私には矢文の主に心当たりがあった
私には師匠と呼べる人物がいる
生きる術を教えてくれた素晴らしい人だ
師匠はハメを外す時にはかなり外し、戦う時には無茶苦茶強い。
そんな師匠に憧れに近い好意を抱いている
師匠とはしばらく会っていないから尚更だ。
私が矢文の中身を確認しようとすると…
セイジ「なんか嫌な予感がします」
怠智「…止めとけ」
柚稀「ぅぅ…なんか怖いぃ…」
と、三人は乗り気じゃない
霧亜「大丈夫だよー、ちょっと破天荒な師匠だけどしっかりしてるから」
と、私はお構いなしに矢文の手紙を開く
その手紙には…
試練
と書かれてあるだけだ
よく意味がわからない
私は皆に聞こうと振り返ると…
霧亜「ねぇ皆…………………あれ?怠兄?セイジさん?柚稀?」
振り返ったら三人はいない
気配すら無く、消えてしまった
便利屋はかなり静まりかえっていた…
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