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霧亜「皆なんの冗談?どこに行ったの?」
私は堪えきれない不安に便利屋内を探しまわった
しかし…居ない
まったく居ない
私はまた一人にされた気分になり泣きそうになったけど、矢文を思い出した
試練…師匠がやったのかな?
なんの為に?私またなにかいけない事した?
考えてもわからない、なにもわからない
とにかく私は一度落ち着く事にした
霧亜「ふぅ…」
落ち着いて、一つの考えに達した。
…外へ行こう、外へ出て皆を探しに行こう
そう結論付いた私は素早く身支度をした。
怠兄が残したメンマ
これが無いと怠兄を見つけても死ぬだろう
柚稀の為にお菓子
だだをこねないようにしないといけないからね
後は…セイジさんが忘れた小型冷蔵庫
プリンが無いと彼はおかしくなるらしいけど…まだ見た事ないけど見たくない
そんなこんなで準備をしていると…
…コンッ…コロコロ…
なにかが落ちて転がる音がした
私がそれを確認すると…一つの腕輪だった
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