異世界

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フリック「こっちだ」 フリックは森の中にある隠れた小道を進んで行った そして着いた先は一つの砦だった 獅子?が描かれた旗がある、砦自体は立派とは言えないがまあ助けてもらった分際でツッコミを入れては酷だろう、と胸にしまった フリックは扉を開けて中に私を入れた 中は意外と綺麗になっていて、他の兵士達が休憩をしている フリックはそのまま二階に移動した 一階と二階は吹き抜けになっていて、一階の兵士達の様子がわかる フリックが二階の中央に位置する大きな扉を開けて中へ私を案内した。 中は隊長の部屋なのだろう、綺麗にしてあり書類等が整理してある 中央には机と椅子があり…そこに誰かが座っていた そしてその人物はゆっくりとこちらに振り返って懐かしい微笑みを見せた   美舂嬉「霧亜か、久しぶりだな」 そして美舂嬉は私を見ると再び微笑んだ
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