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僕は、拾った。
よくドラマや漫画で見かけるあのシーン…
まさか、現実であるなんて…
僕が拾ったもの…
それは、
道端に捨てられていた子犬だ。
僕は自慢じゃないが、動物なんて飼った事がない…
だから、きっとこんな場面が来ることを、心のどっかで期待してたんだ。
雲が僕の真上を通り過ぎて行く。
よし!
この子犬は、僕のものだー!
雲が通り過ぎて行く頃、僕は子犬を抱きかかえながら、家路を急いだ。
…………
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