第8章

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「香穂、何飲むー?」 「私、烏龍茶!」 「んー俺もそうしよ!あと、俺テキトーに頼むよ?」 潤が注文を選んでいる時、部屋は静かな音楽しかかかってない。 隣の部屋のガヤガヤしてる声が聞こえる。 女「えー肉こげてるしー」 ?「あっ……やば……」 女「アハハ」 「何か……お隣り騒がしいね?」 「さっき店員も言ってたしな?」 潤がメニューを頼もうとボタンを押した時、 隣の部屋から――― 女「ねぇ、タクももっと飲んじゃえば?」 「?!」 タク……? いや…… でもタクなんていっぱいいるし…… 軽く動揺してしまった…… そんな様子に潤は気付いたみたいで…… ガチャ――― 「ご注文お決まりでしたか?」 「コレと……」 注文していく。 「かしこまりました。それでは失礼いたします」 店員は出ていった。
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