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「隣の部屋気になんの?」
「え?」
「だって、タクって名前に反応してたから」
「全然?ってか、お腹すいたー!」
話を反らした。
お兄ちゃんの話……
したくなかったから……
だって今日……
前あったことと似てる事が重なってて
コワかったの……
「ウマイ!!香穂も食べろって!」
そう言って、潤がお肉を焼いてくれる。
「ハイ」
「あ……ありがと//」
潤のそういう優しいとこ、大好き。
潤のその笑顔大好きなんだけど……
「あ……ちょっと私トイレ行ってくるね?」
「迷子になんなよ?」
「こんなとこじゃしません!」
バタン―――
トイレへと向かった。
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