第8章

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「隣の部屋気になんの?」 「え?」 「だって、タクって名前に反応してたから」 「全然?ってか、お腹すいたー!」 話を反らした。 お兄ちゃんの話…… したくなかったから…… だって今日…… 前あったことと似てる事が重なってて コワかったの…… 「ウマイ!!香穂も食べろって!」 そう言って、潤がお肉を焼いてくれる。 「ハイ」 「あ……ありがと//」 潤のそういう優しいとこ、大好き。 潤のその笑顔大好きなんだけど…… 「あ……ちょっと私トイレ行ってくるね?」 「迷子になんなよ?」 「こんなとこじゃしません!」 バタン――― トイレへと向かった。
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