誰かとあたし

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  2匹目の🐱が我が家にやってきた秋、あたしは身ごもった。 🐱にもおなかの〓にももうすぐ家族が増えるから仲良くしてねと願っていた。 そして🐱がやってきてちょうど一年後、 待望の長男誕生。 だけどあたしの中では🐱も♂だったこともありこの〓は次男坊かな?   🐱と〓の両方を構っているうちにまた妊娠 今度は🐱と〓とおなかの〓に家族が増えるからちゃんと仲良くしてねと伝えた。   長男誕生から一年半後、長女誕生   わがやはとてもにぎやかになった。 🐱と〓たちはちゃんと仲良くしてくれた。 というより🐱も〓もマイペース。 〓がかまれたり🐱が毛をむしられたりの繰り返しだった。   そんな我が家に異変がやってきたのは下の子が生まれて3ヶ月くらいの冬だった。 ダムの塗装をしていたか何かで水道水が飲めなくなり子供たちと🐱の為にミネラルウォーターを購入した。 たまたま私たちは実家に行くことになっていたが🐱は自宅において行くことにしていた。 水道水が飲めなくなったという報道が一日遅かったばかりに🐱は他界。   あの当時、火葬場が混んでいて火葬できたのはなくなってから4日後だったのを覚えている。 そのときはなぜだかわからなかったが 今になって思えば当時の行政にも責任があるのではと思っている。 あの報道の遅れがなければ2匹目はまだ元気だと思う。
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