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帰り道、俺はナミの事ばっかり考えながら、歩いていた。
「ヤマト君~!」
後ろに振り向くとナミがこっちに走ってきた。
「ナミさん……。」
「や~だよしてよ。ナミって呼んでいいよ。」
「分かった。」
俺のバカ~。
ナミの家は俺ん家の3件手前にあるらしい。
てことは、毎日、ナミと一緒に帰れる~!
「ねぇ、ヤマト君の趣味って?」
「映画鑑賞だよ。」
「へぇーそうなんだ。私はマンガ読みかな~。エヘッ、子供みたいでしょ?」
「んなことないよ。俺だってマンガはしょっちゅう読んでるし。」
「へぇーいが~い。」
そんな会話をはずませながらナミの家についた。
「じゃあ、明日ね。」
「うん。んじゃ。」
俺はそう言って、俺ん家に向かった。
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