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怜「……そうだ、三人一緒に見に行くのも何だし一人づつ見に行こうぜ」
怜夜はその光景を見て、良いことを思い付いたといった表情を浮かべてそう言った。
光「え?三人で行こ……」 隼「おもしれえ!じゃあ順番決めようぜ」
怜夜の発案に、光は焦った様に反論したが無かった事にされた。
そんなことはさておき、見に行く順番はこういう時の定番、ジャンケンで決める事になった。
隼「よーし、いくぜ!恨みっこ無しだからな」
『最初はグー、ジャンケン・ポイ!!』
隼人の号令にあわせ、それぞれが力強く自身の選択した手の形を出す。
光「嘘……だろ?」
一瞬の間の後、光は二人の手を見て愕然とした。自分が選択したのは石を表すグー、そして二人が出したのは紙を表すパー。
怜夜と隼人は光の手を見ると勝ち誇った笑みを浮かべた。
怜「じゃあ光は最後な」
隼「じゃあ俺二番目で、怜夜最初行けよ。言いだしっぺだし」そんなこんなで怜夜、隼人、光の順番となった。
……何でジャンケン弱いって分かってんのに乗っちゃったかなぁ。
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