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怜「じゃあ行って来る」
怜夜はそう言い、確固とした足取りで決戦の場所へと向かった。
……数分が経っただろうか。
隼「あっ!帰って来たぞ!」
隼人の声がしたので顔を合格発表の場所に向けると、怜夜がこっちに歩いてくるのが見えた。
光「……どうだった?」
怜「……俺が落ちると思ってんのか?」
恐る恐る尋ねた光の問いを、怜夜は事も無げに返した。
隼「と、言う事は……」
怜「ああ、合格した!」
この時ばかりはいつも冷静な怜夜も流石に興奮気味だった。
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