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教室に入り
早速好例の自己紹介
俺は気持ち重た気に
チョークを握り名前を書いた。
[クスクス…]
笑い声が聞こえる。
俺はその方向を見つめた。
そこには…
小学校の頃
一緒に塾にいた
たくやが居たんだ。
今思えば。
お前が居たから
学校にもすぐなじめたよ…
俺は表情を変えずに
ひたすら名前を書く
七瀬 祐希人
自己紹介も終わり。
HRは無事におわった。
さてここからが修羅場だ
こんな人口の少ない学校
すぐに噂は広まった。
[転校生がきたらしぃよ]
B組の廊下に
ゴミのように人だかりが
俺は正直焦った。
転校したばかりだし
友達もいない。
不安でいっぱいだ。
そんなとき
一人の男が話かけてくれた
[どんな本よむの?]
[??]
俺は驚いた。
最初の会話に持ち出された内容。。
趣味や特技ではなく
[どんな本よむの?]
新しい奴
今思えば
お前が一番最初の友達
だったよな?
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