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『~♪(Life)遥か遠く
(Life)幾千もの星が語る
(Life)生きてる自体が奇跡
全ての命は繋がっていると…
今日を生きれなかった
命の為にも立ち上がれ!
星の嘆きを聞き何思う?
命の終りを見て何思う?
君の痛みは星の痛み
君の笑顔は宇宙の笑顔
君の涙はみんなの涙
人は孤独じゃない!
宇宙の深い闇の中で繋がり
あっている
愛すべき人は……そこにいる
We are alive now.
It becomes lively as a life
That arose from space now.
It becoms lively now.~♪』
少女は歌い終り目を閉じて
お辞儀をした。
一拍の静寂の後、辺りから
拍手と賛美が上がった。
猛が気が付かない間に周囲には人だかりが、集まっていた…
「ねぇ🎵…彼女⤴
名前なんていうの?」
見るからに軽薄そうな男が
少女に聞いていた…
「えっ! ソードだょ。
私の曲聴いてどうだった?」
少女は、そんな軽薄そうな男にも、嫌な顔せず、屈託のない
笑顔で感想を聞いていた。
そんな会話を何気なく聞いて、
まだ、他の曲も聴きたいなぁ…
と曲の余韻に惹かれながらも、
その場を離れようとした時…
「ねぇ…お兄さん🎵
お兄さんは、どうだった?」
少女が笑顔で猛に質問して来た。
思いもせず、自分に振られたので、動揺を隠しきれずに上擦った声で
「え? お…俺?
俺に聞いてるの?」
と驚きの顔で答えた。
「うん、そうだよ」
屈託のない笑顔で少女は猛を
見て言った。
周りの観客も猛に注目しているのが視線で感じられた。
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