タカヤと呼ばせて

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一通り投げ終えて、俺達は 休憩する事、になった。   こ、今度こそ、言うぞ!     阿「ふぅ、暑いな。三橋、ちゃんと水分補給しろよ。」 言わなきゃ、『タカヤ』って。     三「えっ、と…た たか、たかっ…。」 阿「聞いてんのか?」 三「たかっ高い所、に行けば 涼しく、なるよ!」 阿「あ…あぁ、そうだな💧」 だから、違うって(泣)   馬鹿、だ…俺。     阿「なぁ、三橋。」 三「ひぃっ!な、なに?」 本気で、怒らせちゃった、かな?     阿「さっきから何が言いたいんだよ?」 三「いっいや、あの…その。」 阿「言いたい事ははっきり言えって!」 お、怒ってる。     三「ごめっ、なさ!ヒック…俺、ア、アベくんの事 た、『タカヤ』って呼び、たくって。」 泣いちゃ…駄目なのに、涙が。     阿「はぁ?」 三「榛名、さんが呼んでたし、呼んだら もっと仲良く、なれるって、思ったから。」 飽きられ、ちゃったよね。     阿「それだけの理由で今日おかしかったのか💧」 三「ごめっ…なさ。き、気持ち悪い、よね 俺なんかが。」 阿「気持ち悪くねぇよ!嬉しいって。」 …うそ、アベくん嬉しいって、言っ…。     三「う、嘘だぁ!」 阿「お前はいつもそうやって否定すんな!」 だって、絶体 気持ち悪がられる、って思ってた。     阿「嘘ついてどぉすんだよ。ほら、泣くな。」 三「グズッう、うん。」 嫌われ、ない?     阿「あ、でも二人だけの時に呼べよ?」 三「な、なんで?!」 阿「なんででもだ!!」   なんか、よく解んない、けど よかった。     END
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