19人が本棚に入れています
本棚に追加
家の前について
先輩にばいばいして
見送る後ろ姿
―もっと話していたかったな―‐
キュンとなる胸を押さえながらわたしは家のドアをあけた
ガチャ―‐
「ただいまぁ」
わたしの声に反応した母が、玄関までデテキタ。「音、あなた今日病院いってないのね?このまえくわしい検査するって先生言ってたでしょ」
「―ごめんなさい、なんか行きたくなくて―‐」お母さんはため息をつきながら一言
「ごめんね・・・」
いつも決まってわたしの体のことになると謝る母。
わたしは逃げたい不安でいつもいっぱいになる。わたしはこの先も・・・・元気になれないのかな・・・・・・
部屋に戻って携帯をみる。さっきアドレス交換した先輩からメールがきている。
恋する気持ちはある
でもわたしの体がどうなってるのか・・・
わたしの恋は
進むことがあるのかな―‐?
最初のコメントを投稿しよう!