とまどい

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家の前について 先輩にばいばいして 見送る後ろ姿 ―もっと話していたかったな―‐ キュンとなる胸を押さえながらわたしは家のドアをあけた ガチャ―‐ 「ただいまぁ」 わたしの声に反応した母が、玄関までデテキタ。「音、あなた今日病院いってないのね?このまえくわしい検査するって先生言ってたでしょ」 「―ごめんなさい、なんか行きたくなくて―‐」お母さんはため息をつきながら一言 「ごめんね・・・」 いつも決まってわたしの体のことになると謝る母。 わたしは逃げたい不安でいつもいっぱいになる。わたしはこの先も・・・・元気になれないのかな・・・・・・ 部屋に戻って携帯をみる。さっきアドレス交換した先輩からメールがきている。 恋する気持ちはある でもわたしの体がどうなってるのか・・・ わたしの恋は 進むことがあるのかな―‐?
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