稽古の日々~ビサイド島~

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エクス「ライン!!大丈夫かっ?」 ライン「なんとか…。」 エクス「えっと…あった!!これ飲め。すこしは楽になると思うから。」 エクスはラインにポーションを飲ませた。 ライン「ありがとう。だいぶ楽になったよ。もう大丈夫だ。」 エクス「ライン、ごめんな。俺が弱いせいで。」 ライン「エクスのせいじゃない。それにエクスは十分強くなってるよ。」 エクス「ライン…。」 ライン「さぁ、さっさと海行かないとおじさん怒ってるかもよ?」 エクス「やべっ。父さんの事、忘れてた。」 ライン「エクス!!ダーッシュ!!」 エクス「あっ!!待てよ、ライン。」 再び海へ向かいだした。 海に向かいはじめて40分が過ぎようとした頃。 エクス「ハァ、ハァ…ちょっとライン待てよ。少し休憩しようぜ。」 ライン「なんだ。もうばてたのか?」 エクス「そりゃ40分も全速力で走ってたらばてるでしょ。」 ライン「なんだ。エクスって見た目によらず体力ないんだな。」 エクス「ラインがありすぎなんだよ。」 ライン「そうかなあ?まあ、とりあえず一休みするか。」 エクス「うん。」 木の陰で横になる。 エクス「ふー。気持ちいいねぇ。」 ライン「そうだな。でも10分したら出発するぞ。」 エクス「えー!!ちょっと10分は早くない?」 ライン「何を言っている。10分あれば体力は十分、回復できるだろ。」 エクス「でもっ…」 ライン「海でエクスを待ってる人がいるんだ。早く行ってやるのが普通だろ。」 エクス「……わかったよ。もう行こう。」 10分も休まずにティーダが待っている海に向かった。 その頃、ティーダは……
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