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ボケ~っとエクスとラインを待っていた。
ティーダ「エクス遅いなぁ。ルールーに言っといたからラインも一緒にくるはずなんだけど。」
海を眺めながらエクスとラインを待つ。
10分くらい経った頃…
エクス「父さん、遅くなってごめ~ん。」
後ろからエクスの声が。
ティーダ「エクス、ライン、遅いぞ。」
エクス「モンスターと戦ってたんだよ。」
ライン「すみません。でも俺はおじさんに呼ばれたわけじゃないよ。母さんから海で修行してこいって言われただけ。」
ティーダ「ルールー、そんな事言ったのか?俺がラインを稽古させるから海に行かせてくれって頼んでたんだけど。」
ライン「そうなの?まったく母さんったらちゃんと言ってくれればいいのに。」
ティーダ「まぁまぁ、ルールーなりの言い方なんじゃないか?」
ライン「そうは言っても、ちゃんと言ってくれなきゃ俺が困る…。」
ティーダ「それもそうだな。」
エクス「ところで父さん、こんな所へ呼び出して何?」
ティーダ「そうそう、お前達をテストしようと思ってここに呼んだんだ。」
ライン「テストって戦闘のテストですか?」
ティーダ「そうだ。でもいままで戦ったモンスターよりちょっと強いモンスターと戦ってもらう」
エクス「テストに合格したら何か貰えるの?(笑)」
冗談交じりで話すエクス。
ティーダ「テストに合格すれば二人に新しい武器をやるよ。」
エクス「ホント?」
ティーダ「ホントだよ。」
エクス「やったぁ。」
まだ合格してないのに喜ぶエクス。
ライン「ちょっと待ってください。俺は最初から武器を持っていません。」
ティーダ「大丈夫。防具もちゃんとあるから。」
ライン「そうですか。ならいいです。」
エクス「で、テストのモンスターってどんなモンスターなの?」
モンスターの情報を聞くエクス。
ティーダ「モンスターの名前はガルダ。体長はおよそ6メートルから7メートルくらいだな。多分、ビサイドで一番強いモンスターだ。」
軽々話すティーダ。
エクス「そいつを倒せば合格なんだね?」
うきうきしながら喋るエクス。
ライン「エクス、簡単にはいかないと思うぞ。」
エクス「二人でやれば大丈夫だって。」
ライン「お前のそういう何も考えない所直してほしいな。」
ティーダ「ほらほら、話しているうちにモンスターさんの登場だぞ。」
空から急降下してガルダがエクス達の目の前に降りてきた。
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