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---チュン、チュンチュン---
窓から入る陽射しと鳥の鳴き声で目が覚める。
エクス「ふぁ~寝たりない…けど父さんから怒られるからなぁ。」
などと言いながら起床する。
俺の名前はエクス。
自称、剣士!!…でもまだまだ未熟↓↓だから父さんに剣術を教わってる。
俺の父さんと母さんはどんな人かと言うと…
ガチャ
ティーダ「やっと起きたか。」
ユウナ「おはよう。朝ごはんできてるわよ。」
エクス「父さん、母さん、おはよう。」
俺の父さんの名前はティーダ。母さんの名前はユウナ。昔凄い強いモンスター「シン」を倒した世界の英雄だ。
だから毎日父さんに剣術を教えてもらってるんだ。
剣術の稽古は朝から夕方までとスパルタだけど着々と剣術が身に付いてる。
今日も朝ごはんを食べたらすぐ稽古開始だ。
パンを口に入れ牛乳で流し込む。
エクス「ごちそうさま。」
ティーダ「よし。じゃあ今日も稽古を始めるか。」
エクス「うん。じゃあ母さん、行ってくる。」
ユウナ「はい。いってらっしゃい。」
ガチャ
家を出た俺と父さんはいつも稽古している裏山に行った。
ティーダ「じゃあ今日は早速モンスターと戦ってみろ。」
エクス「…!?まだ父さんとしか戦った事ないのにもうモンスターと戦うの??」
ティーダ「当たり前だ。なんのために父さんと剣術の稽古をしてきたんだ??」
エクス「それは…」
ティーダ「エクスならできるよ。父さんにはわかる。」
エクス「父さん…わかった。やってみる。」
するとすぐに狼がモンスター化した(ディンゴ)がこちらに走って来た。
ガルルルル
ティーダ「タイミングがいいな。よし!!エクス、あのモンスターと戦ってみろ。」
エクス「うん。」
ティーダ「あのモンスターは素早いからエクスも素早く動いて斬りかかるんだ。」
エクス「俺にできるかなぁ…」
ティーダ「大丈夫だ。いざとなったら父さんが助けてやる。」
エクス「うん…」
ティーダ「さあ戦ってみろ。」
そしてエクスとディンゴの戦いが始まった。
ガルルル
先手を取ったのはもちろん素早いディンゴ。
歯を剥き出しにし素早い動きでエクスに飛びかかりひっかく。
エクス「うわっ。」
エクスは一瞬ひるむがすぐさま反撃に出る。
エクス(父さんが言ってたなあ。素早い動きで斬りかかれって。)
そう思いながらエクスは全力疾走でディンゴに斬りかかる。
ザクッ
ディンゴ「キャウン。」
ディンゴの悲鳴が響き渡る。
エクスはもう一撃入れようとした。
エクス「うりゃー。」
スカッ
ディンゴに避けられさらに反撃してきた。
ガルルル…ガウッ
ザクッ
ディンゴのひっかきが見事命中。
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