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--ガサッ--
--ガサガサッ--
草むらの方からこちらへ向かって何かが近づいてくる音がした。
エクス「何か…来る!!」
ライン「モンスターなのは間違いないけどね↓↓」
ティーダ「それはそうだろう。」
つっこみを入れるティーダ。
エクス「雑談はそれくらいにしよう。…来るよ!!」
草むらから飛び出してきたのはウォータプリンだ。
ティーダ「こいつはやっかいだな…。」
エクス「なんで?」
ティーダ「こいつの体はゼリー状だから剣の攻撃はあまりくらわない。」
エクス「じゃあどうすれば…」
ライン「簡単だよ。剣が効かないなら魔法で倒せばいい。」
ティーダ「さすがラインだな。エクスもラインを見習え。」
エクス「わかってるよ…。」
などと言っているうちに空から鳥のモンスター、コンドルが飛んできた。
エクス「2対1かと思ったら2対2かよ。」
ライン「まあなんとかなるんじゃねぇ?そらエクス。いくぞ。」
エクス「わかってるよ。」
エクスは剣技でコンドルを、ラインは魔法でウォータプリンと戦いはじめた。
ラインは黒魔法、ファイアを唱えて攻撃した。…がそんなにダメージを与えられてない。
ライン「あれ?なんでだよ。」
ティーダ「ライン、モンスターにも属性ってもんがある。例えば、ウォータプリンは水属性だ。水属性が弱い属性は?」
ライン「…そうか!!雷だッ!!」
と言いながらサンダーを唱えた。
ウォータプリンに大ダメージ。だがまだ死んではいない。
ウォータプリンはウォータを唱えて反撃。
ライン大ダメージを受ける。
ライン「うわっ。ぜってぇ負けねぇ。」
一方エクスはと言うと…
鳥のモンスターに苦戦中。
いままで一度も鳥モンスターと戦ってなかったのだ。
エクス「うりゃ。」
スカッ
コンドルにひらりとかわされる。すぐさまコンドルの反撃。
ギャーギャー
足の爪で引っかく。
エクス「ぐあっ!!」
ティーダ「エクス!!普通に斬りかかってもだめだ。相手が攻撃してきた時にカウンターだ。」
エクス「わかった。」
エクスはコンドルが攻撃してくるのを待ちかまえる。
コンドルはエクスが攻撃してこないため攻撃をしかけた。
ギャー
エクス「来たっ。おりゃ!!カウンター斬り。」
ザクッ
ギャーギャー
カウンターが見事に炸裂。コンドルに大ダメージ。
コンドルは逃げ出してしまった。
エクス「ふぅ。倒してはないけど父さんの助けなしで初めて自分の力で戦ったなぁ。」
と言っているとラインがウォータプリンとの戦いを終えてエクスの方へ歩いてくる。
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