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---翌日---
エクス「おはよう。」
ユウナ「おはよう。」
父さんにも挨拶をしようと思って辺りを見回したがどこにもいない。
エクス「母さん、父さんは?」
ユウナ「あっ!!そうそう。父さんがエクスにビサイド島の端の海で待ってるからこいって言ってたわよ。」
エクス「ビサイド島の端って…あそこの海に行く道モンスターだらけじゃん。」
ユウナ「そうね。でも父さんがエクスならモンスターを倒して来れるからって。」
沈黙が漂う。
エクス「……わかった。行ってくるよ!!母さん。」
ご飯も食べずに家を出た。
ビサイド村を出てすぐの所にラインの姿が。
エクス「ラインじゃん。今、稽古中?」
ライン「いいや。ビサイドの端の海に向かってる途中。」
エクス「…!?なんで?」
ライン「なんか母さんから稽古で海に行けって言われたから。」
エクス「そうなのか。実は俺も今、海に向かってるんだ。一緒に行こうぜ。」
ライン「…そうだな。海に行く道はモンスターだらけであぶないからな。」
エクス「そうと決まれば早く行くぞ。」
ライン「おう。」
エクスとラインが海へ向かおうとしたが目の前にウォータプリンの姿。
ライン「タイミング悪いな。」
エクス「手慣らしって考えればいいんじゃない。」
ライン「でもお前は手慣らしできないな。」
エクス「ウォータプリンだからな。今回は我慢しとく。だから早く倒せよ?」
ライン「言われなくてもわかってる。」
こうしてラインとウォータプリンの戦闘が始まった。
ライン「はぁ~!!黒魔法。サンダー。」
ビリッ、ドカン
先手を取ったのはライン。弱点を知っているため魔法を唱えるのが早かったのだ。
だがすぐさまウォータプリンの反撃。ウォータプリンはウォータを唱えた。
バシャン
ライン「ぐうっ。」
大きな水の玉がラインに直撃。だがラインはひるむ事なく反撃。
ライン「もう一発。黒魔法、サンダー。」
ドゴーン
ラインの攻撃は見事に急所に入った。ウォータプリンは息絶えた。
ライン「ふう。倒したな。さあ、海へ向かおう。」
エクス「うん。」
エクスとラインは海へ向かって行った。
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