第二章

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虚勢を張って自分より下の者、弱い者を仲間にした『まつ』ゎ配下の者を従え、幾つもの幻想の世界に自分の欲望の網を広げていきました。 純粋な幻想の住人ゎ調子の良い話に騙され、夢見心地で『まつ』の我城に足を踏み入れていったのです。   そんな中、自分の家のそばに住む子守熊という雌が我城に足を踏み入れた。 実ゎこの子、後から活躍するのであるが、それゎもぅ少し先のお話です。   登り調子の『まつ』ゎ自分の世界でも強くなった気になってきていました。 時折頭に浮かぶ過去の悪夢に怯えながら、幻想の世界の人々を現実の世界に呼び込んでいったのです。   『まつ』ゎ勝手気まま、我儘気ままに振る舞い、自分を『まつ親分』と呼ばせるのでした。 現実世界でも色付き眼鏡と嘘八百を用意して…   しかし相変わらず雌にゎ敬遠され、一人裸雌映像を見ながら慰める日々。 そんな折り、現実世界に呼び入れた美しき雌が目に止まった。   なんとかものにしたい『まつ』ゎ、取り巻きを唆し、宴を開く事を思い付いたのであった…
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