(ワルツ)

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
時、夕刻にさしかかる頃にして、日、紅けれど空はまだ蒼く高く凛と広がる , , , しかし、時、いつまでも続かず、空いつしか紅く染まり、日、その役目を終え、地へと沈み行く , , , やがて空は黒く塗りつぶされ、街に灯りがともる、空には月のランプ、星の輝点が輝く , , , 時、巡り、日、また昇る、日はまだ姿を見せずとも、白く霞みし空に、日の訪れを感じる , , , 紅き日、昇り、空、蒼く照らす、蒼き空、高く凛と広がる , , , 日、また沈み行く、蒼き空、次第に紅く染まり行く , , , 変わらぬサイクル、されど常に更新され行く世界 , , , 常に、更新される、人、姿は似ても、同じ人は、二度といない…    
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!