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出会い
あれから、親族で隼人について話し合っていた。
それで、隼人は母親の実家にお世話になることになった。
今の家からも近いので転校しなくてすむ。
それに、隼人は母方の実家にはたまに行ったりしていた。
基本グレている隼人だが、母方のおばあちゃんには違う一面を見せる。
前にも言ったとおり母親は隼人を産むと同時に他界した。
それで、小さい頃から母親がわりにおばあちゃんがいろいろと隼人のことを面倒見てくれていたのだ。
だから隼人はおばあちゃんにだけは優しかった。
そして今日荷物を運びだしておばあちゃんの家に行くことになっている。
車を20分ほど走らせておばあちゃんの家に着いた。
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