第二幕 ~生活~

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佐倉>> 「ふんふんふん♪」 鳴海>> 「ご機嫌だな」 佐倉>> 「そうですか?」 鳴海>> 「その状態が不機嫌に見えるか?」 俺は煙草を吸いながらそういう 佐倉>> 「えへへ♪」 笑顔で俺に笑いかける佐倉 不意に可愛いと思ってしまった 鳴海>> 「何かあるのか?」 佐倉>> 「ううん」 鳴海>> 「じゃあ何でそんなにご機嫌なんだ?」 佐倉>> 「私家事をするの大好きだから」 よく見ると手に洗濯物が持たれている 勿論俺のも一緒に 鳴海>> 「おい!」 佐倉>> 「なんです?」 鳴海>> 「それ、俺の洗濯物だろ?」 佐倉>> 「洗濯しときました♪」 笑顔でそういう佐倉 鳴海>> 「洗濯しときましたって…」 佐倉>> 「ふふふ~ん♪」 外に干しだす佐倉 勿論俺のと佐倉の洗濯物 その時外から声がする 雪塚>> 「あーーーーっ!!」 鳴海>> 「ん?なんか聞こえなかったか?」 佐倉>> 「外に誰かいます」 鳴海>> 「誰だよ?」 佐倉>> 「女の人みたいですけど」 俺はベランダに出てその姿を確認しようとする しかし、俺が見た時には誰もいなかった 鳴海>> 「あれ?」 佐倉>> 「走っていきましたよ」 するとドアを叩く音が聞こえる 鳴海>> 「何だ?」 佐倉>> 「さっきの人かもしれません」 鳴海>> 「とりあえず出てくるわ」 佐倉>> 「はい」 俺はベランダから玄関まで歩いていき 一つ尋ねた 鳴海>> 「どちら様ですか?」 雪塚>> 「開けろーーー!!」 鳴海>> 「ゆん?」 俺は玄関の鍵を開ける それと同時に勢いよくドアが開かれる
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