第二幕 ~生活~

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雪塚>> 「み…っ!」 鳴海>> 「お、おい!?」 雪塚は自分で勢いよく開けたドアに額をぶつけた 雪塚>> 「きゅ~~~ぅ」 鳴海>> 「大丈夫か!?」 雪塚は妙な声を上げている とりあえず部屋に運び込む 佐倉>> 「どうしたんです?」 鳴海>> 「自分で頭ぶつけやがった」 佐倉>> 「氷持ってきます」 佐倉が冷蔵庫から氷を持ってくる そしてそれを額に当てる 雪塚>> 「つめたーー!」 鳴海>> 「おぉ、復活」 佐倉>> 「良かった」 雪塚は飛び上がるように起き上がった そしてこちらを見て一言浴びせる 雪塚>> 「直接氷を額に置く馬鹿がいるかっ!? ってか、この娘誰!!?」 佐倉に指を指してそういう 鳴海>> 「割りと元気だな」 佐倉>> 「私は佐倉 仁菜と言います」 雪塚>> 「あ、これはご丁寧に 私は雪塚 ゆんです」 いきなり態度が急変する雪塚 相手の丁寧さに驚いたのだろう 佐倉>> 「雪塚さんですね よろしくおねがいします」 雪塚>> 「こちらこそよろしく え~っと…」 鳴海>> 「佐倉 仁菜」 雪塚>> 「そうそう、仁菜っち」 お互いに挨拶を済ませる 何とも平和的だ っで、仁菜っちって言う ニックネームは何なんだ? 雪塚>> 「じゃ!なくて!! 圭介!この娘だれ!?」 鳴海>> 「昨日の夜、俺の部屋の前で座ってたんだ」 雪塚>> 「もしかして、そのまま連れ込んで…」 鳴海>> 「連れ込んだのは確かだ」 雪塚>> 「そんな…私に手を出して 次はこの娘まで…」 鳴海>> 「お~い、何か凄い勘違いしてないか?」 雪塚>> 「勘違い?」 鳴海>> 「あぁ 大体お前に手を出した覚えもないし この娘に至っては一切何もしてない」 雪塚>> 「…私の胸触ったじゃない」 鳴海>> 「無い胸か?」 雪塚>> 「無い胸言うな!!」 とりあえず状況を把握したと見える雪塚
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