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佐倉>>
「圭介なら、大丈夫だと思うんですけど…」
雪塚>>
「圭介!?」
鳴海>>
「どうした?」
雪塚>>
「仁菜っちが今…
圭介って…」
鳴海>>
「俺が呼ぶように言ったんだ」
雪塚>>
「そんな…
私が居ない内に、そこまでの関係が…」
鳴海>>
「勘違いするな!」
俺は一発雪塚の頭を叩く
雪塚>>
「いた…」
鳴海>>
「ったく…
晩飯が三人分に増えやがった…」
雪塚>>
「心配御無用だぜ、旦那」
鳴海>>
「誰が旦那だ」
雪塚>>
「私も、食料を調達してきた」
鳴海>>
「お、気が利くじゃないか」
雪塚>>
「まぁね」
雪塚がそういうとキッチンに入ってくる
雪塚>>
「そして、料理も任せたまえ」
鳴海>>
「どういう風の吹き回しだ?」
雪塚>>
「今日泊めてもらう為の
前払い」
鳴海>>
「帰れ」
雪塚>>
「ヒドっ!」
鳴海>>
「家は二人が精一杯なんだよ
それに親はどうするんだ?」
雪塚>>
「連絡したよ」
鳴海>>
「抜かりが無い様だが、帰れ」
俺は構わずそう言い捨てる
雪塚>>
「外はもう真っ暗…
襲われたら責任とってよ?」
鳴海>>
「……」
佐倉>>
「泊めてあげたらどうですか?」
鳴海>>
「簡単に言うけどな…」
雪塚>>
「ココで女の子を外に置き去りにしたら
人間性を疑うよね~?」
雪塚が佐倉にそういう
俺は苦悩の選択の後、答えを出す
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