第一幕 ~出会い~

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久遠寺>> 「あれれ?鳴海君じゃないか」 鳴海>> 「よう馬鹿」 久遠寺>> 「出会い頭に馬鹿はないだろ?」 鳴海>> 「じゃあ言葉を変える よう馬鹿野郎」 久遠寺>> 「馬鹿の後に野郎が付いて 更に悪くなってるぞ」 鳴海>> 「気にするな」 久遠寺>> 「気にするなって…」 コイツは"久遠寺 薫(くおんじ かおる)" 俺と同じ大学に通う仲 ちなみにクラスは同じだ 鳴海>> 「んで、薫は何してんだよ?」 久遠寺>> 「コーヒーでも買おうと思ってさ」 鳴海>> 「俺と同じかよ…」 久遠寺>> 「なんだ、圭介もか?」 鳴海>> 「残念ながらそうだ」 久遠寺>> 「何故に残念?」 鳴海>> 「お前と思考が同じだったからだ」 久遠寺>> 「酷い言われようだな」 鳴海>> 「とりあえず、コーヒーを買わせてくれ」 久遠寺>> 「あ、俺も」 俺と久遠寺はコーヒーを買う 俺はブラック 久遠寺はスタンダード コーヒーを片手にコンビニから出る そして一緒に学校に向かう 久遠寺>> 「それにしても」 鳴海>> 「ん?」 久遠寺>> 「最近寒くなったよな」 鳴海>> 「お前の所為だろ?」 久遠寺>> 「一体俺に何の恨みがあるんだ?」 鳴海>> 「別に」 久遠寺>> 「それじゃ、俺に何でも関連付けるなよ」 鳴海>> 「善処しよう」 久遠寺>> 「ったく…」 俺はコーヒーを口に運ぶ 同じく久遠寺も すると後ろから鋭い一撃 鳴海>> 「ぶっ!」 久遠寺>> 「圭介汚っ!!」 鳴海>> 「ゴホッ!ゴホッ!」 完全にコーヒーが器官に入った その所為で咽る ?>> 「あれ~?ちょっとやりすぎた?」 俺は声のほうを振り向く するとそこには、又もや見覚えのある顔が
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