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鳴海>>
「あ"~、御影か…」
御影>>
「おっはよう♪」
彼女の名前は"御影 柳(みかげ やなぎ)"
久遠寺と同じく俺のクラスメイト
鳴海>>
「とりあえず、コーヒー代よこせ」
御影>>
「ん?何で?」
久遠寺>>
「圭介のコーヒー」
地面を見ればコーヒーが落ちている
そう、俺のブラックコーヒー
御影>>
「あら~」
鳴海>>
「あら~、っじゃねぇよ」
御影>>
「コレはコレは悪いことを…」
そういうと御影は財布を取り出す
そして俺に500円渡してくる
御影>>
「お釣りは要らないよ
取って置き給え」
鳴海>>
「このお嬢様が」
久遠寺>>
「260円の儲けか…」
鳴海>>
「コーヒーを買い直さなければ
380円の儲けだ」
俺達はそんな事を話しながら学校に向かう
ちなみに御影はお嬢様でも何でもない
俺達と変わらない平凡な大学生だ
久遠寺>>
「到着」
鳴海>>
「さっさと教室に行こうぜ」
御影>>
「そうだね」
話しているうちに学校に着く
そして早々と教室に向かう
鳴海>>
「階段キツイな…」
久遠寺>>
「そうだな」
御影>>
「でも、慣れてきたけどね」
俺達の教室は3階
そこまで階段を登る
しかしそれがかなりキツイ
どうにか登りきって教室の前に着いたすると、誰か窓から出てくる
ドアではなく窓だ
?>>
「来たな!」
鳴海>>
「毎日恒例だな」
久遠寺>>
「そうだな」
御影>>
「しかも圭介に対してだもんね」
?>>
「はははっ!
昨日までの私と思うなよ」
鳴海>>
「どう違うんだ?」
?>>
「ん~そうだな~」
目の前で考え出す小柄な少女
ちなみに同じクラスだ
?>>
「レベルが3ぐらい上がった」
鳴海>>
「そいつは成長したな
まぁ、体は全く成長してないみたいだが」
俺は貶し言葉を放つ
すると、呆然とする小柄な少女
そしてこう言い出す
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