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美容院へ向かう途中あかりの携帯がなる…メールだ…譲からの…
『待ち合わせなんだけど…5時じゃなくて6時にしてくれ!』
絵文字もなくやたらと簡潔で淋しい文面…
あかりは返信した…
『了解で~す☆」
なんとなく淋しく感じたが…
気を取り直して美容院へと向かった!
「いらっしゃいませ!」
店の扉をあけると、元気な声で迎えられた!
カウンターにいる店員に
「予約してます野上ですが…」
と、告げる。
「え~っと野上あかりさまですね?」
うなずくあかり…
「セットとメイクとネイルですよね?」
「あっそうなんですが……このプチフェイシャルをオプションで付けられますか?」
あかりは時間がずれた事もあり…店内に張ってあったポップをさして言った…
「ごめんなさい…今日予約がいっぱいで…」
「そうですか…残念…」
「少々お待ちくださいね…ただ今担当がご案内しますので!こちらにおかけになっていてください」
そう言われソファーに座る…
あらためて店内をみるとイブという事もあってかなり混雑していた。
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