BATTLE 2

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山崎「ふーん…だってさ夏姫。」 夏姫「うーん…わかった、気をつけるよ」 加島「ああ…用心して欲しい…」 山崎「マジ顔しやがって…。ま、どーでもいいけど」 加島「山崎…お前も気をつけてな…?お前みたいな奴を一番アイツラは好む」 俺みたいな奴? どーいう奴だよ… ま、いいかあ… 山崎「そうかい。なら俺との相性は最悪だな。」 そんな話をしながら歩いていると、不意に加島の歩みが止まる。 加島「……!山崎、夏姫…逃げるぞ…」 山崎「あ?何?どしたの?」 加島「奴らだ…」 前方をみると、それっぽい集団がたむろしている。 その集団の中に… スタジャンを着た一人の男。 金髪で、明らかに雰囲気がソイツだけ違う。 山崎「確かに、やばそうだ…」 夏姫「行こ、二人共…早く…」 心なしか、夏姫が怯えているように見える。 微かに震えているようだ。 夏姫の手は、なぜか加島ではなく、俺の手をしっかり握っていた。 おっと、どーでもいいトコに観点がいっちまったか… 加島「……よし、いくぞ…」 俺達3人は、情けない気もするが…振り返り、元来た道を辿る事にした。 だが… 北沢「なァ、待てよ…そこの3人…」
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