BATTLE 2

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山崎「なんにせよ、俺は喧嘩を売られたっつーワケだ…買ったぜ…」 ポキポキ… 軽く骨を鳴らし、立ち上がる。 加島「お、おい!どこ行くんだよ?」 山崎「決まってんだろ。ブドウマニアんトコだッ!」 加島「(こ、こええっ!コイツがこんなやべー笑みを浮かべてるって事は…血の海だ…)」 …………… 俺は自宅へ戻り、車庫を開けた。 山崎「さぁて…乗るか…今日もそのすげぇ声、聞かせてくれよぉ…?」 俺は愛車のホークに跨がり、エンジンをかけた。 空ふかしで、一気に回転を上げる。 ブォオオン!オォォン… 山崎「北沢か…待ってやがれ…」 …………… 加島「いくらアイツでも無理だ…」 夏姫「ねェ!?どーすんの!?」 加島「俺も行くよ…夏姫…せめて、奴を呼んでおいてくれ……」 …………… 北沢「なんだ…ブドウを使うまでもなかったなぁ…」 山崎「よォ…北沢…買ったぜ、この喧嘩」 北沢「まぁ待て。まず、コイツとやってくれや。」 山崎「あぁん?」 北沢が指さした方向から、ごつい奴が歩いてくる。 日本人じゃない…黒人か…? 黒人「北沢サン…コンナ奴、俺ダケデ十分スヨ」 北沢「まぁホルスよ…油断はすんな…一応、ここらじゃ名前売れた奴だからさあ…」 ホルス「ワカリマシタ…キナ…」 山崎「やれやれだぜ…すぐに寝るなよ…?いくぜぇッ!」
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