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山崎「この辺の奴も飽きたなぁ…」
そう言いながら、俺は道路を歩く。
途中、街中の喫茶店のガラスに写った自分の姿を見て、一応容姿を確認する。
山崎「こんな変形学ラン着てんのも、ここらじゃ俺ぐれーじゃねーのか…
ま、どーでもいいかあ」
?「よぉ、山崎。また、独り言かヨ?」
山崎「あぁ?なんだ、テメーか。」
今、話し掛けてきた奴。
コイツは加島。
俺のダチの一人でもある。が、そうで無いような気もする。ま、どーでもいいかぁ
加島「お前さぁ、変形学ラン折角似合ってんのに。独り言なんて喋ってっと台なしだぜ?」
山崎「うるせー、別に良いだろーがよ。独り言しちゃワリィのかよ、ア゛?」
加島「い、いや、俺はお前の為を思って…つーか喧嘩腰になるな!ガラ悪いぞ!」
山崎「うっせー!第一、テメー昔、俺に…
ヤンキーはガラ悪くてナンボだろ!
とか抜かしやがっただろ。」
なんやかんやあるのだが、この加島も時には俺に協力してくれる。
喧嘩仲間として。
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