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それから数日後…加島から電話が来た。
山崎「おう。どーした?」
加島「山崎っ、頼む。今からゲーセンに来てくれねーか?」
山崎「なんで」
加島「訳は後で話すから、なっ!」
プツ ツー ツー
そう言って奴は一方的に電話を切った。
こういう場合、大体喧嘩のお誘いだ。しかし、奴が持ってくる話はヤバめなモノが多い。
山崎「まぁ、テキトーに話つけて断るとすっか…」
普段、俺はバイクに乗っているが今回は徒歩で行く事にした。
あの辺、駐車場無いしなあ…まあ、いいかあ…
歩く事、数十分。
例の待ち合わせ場所に到着。
山崎「さーて…加島のヤローは何処だ…」
捜すまでも無く、既に奴は始めていた。
加島「ゲブッ!」
山崎「おい、加島ッ!」
俺は駆け寄る。
加島「よ、山崎…今回は気の短い連中が相手だ。手伝ってくれねーか…?」
敵「何やってんだー?あぁ!? 何だソイツ、味方か?」
話を聞くよりも早く、俺は動いていた。
山崎「さぁーて…どうすっかなぁ、テメーら…
まぁ、全殺しでいいかぁ」
俺はそう吐き捨て、走り出そうとした。
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